2008年04月23日

プラ協が「プラリサイクル基礎知識」の改訂版を発行

サーマルリサイクルの有効性等の最新情報を紹介

【カテゴリー】：行政/団体（原料/樹脂/化成品、環境/安全） 【関連企業・団体】：プラスチック処理促進協会

プラスチック処理促進協会は、毎年改定を重ねている廃プラスチックのリサイクルに関する最新情報資料集「プラスチックリサイクルの基礎知識」の最新版（2008年版）をこのほど完成、各種の教育現場や自治体さらには市民団体等すべての関係者向けに配布を開始した。 　同協会が毎年改定のうえ発行している同資料集は、ごみ全体の排出状況から廃プラスチックの処理と資源化の詳細な実態、さらにはLCAや循環型社会形成のための法制度の動向にいたるまでのプラスチックのリサイクルに係わる全ての最新の動きやデータを一冊の小冊子に収録したもの。 　 　今回の改訂版では、各年におけるプラスチック製品の生産から廃棄・最資源化に至るまでの実態をまとめた「廃プラスチックフロー図」を更新するとともに、サーマルリサイクルの有効性とごみ発電の進展状況、さらにはわが国におけるLCA(ライフサイクルアセスメント）の最新事例等をこれまで以上に詳しく紹介している。 　 　同資料集に対しては教育現場をはじめとした多くの配布先で人気が上昇、注文件数が毎年増加している。このため同協会では、今回の改訂版の発行に当たっては例年の5割増に当たる15,000部を印刷した。