「マジロック」

　クラレファスニングは25日、成形面ファスナーの需要拡大に対応するため、丸岡工場(福井県坂井市)に成形面ファスナー「マジロック」の設備増強を決めたと発表した。
　
　工費約3億円をかけて年産能力700万メートルの2号機を建設する。稼動開始は2009年4月の予定で、増設後は現状の年産700万メートルから1,400万メートルに倍増する。

　今回の増設は、自動車分野・インテリアなどの分野での需要増加に対応するもので、より安定した供給体制の構築を図る。
　

自動車シートへの＜マジロック＞採用例

　自動車シート用途で「マジロック」を採用した場合
（1）1台当たり500グラム以上の軽量化を図ることができ、燃費効率の向上によるCO2の削減に貢献できる
（2）組み付け技術の平易化・均一化により、シート製造の自動化・生産効率の向上を図ることができる
（3）労働負荷による労災問題の抑止につながる
などの特長がある。

【クラレファスニング(株)の会社概要】
（1）本社 :大阪市北区梅田1-12-39 新阪急ビル9F
（2）社長 :高岡 光彦
（3）資本金 :1 億円
（4）従業員 :134名(2008年3月末)
（5）業務内容 :織製面ファスナー「マジックテープ」、成形面ファスナー「マジロック」、その他面ファスナー関連製品の開発・製造・販売。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1209106963.pdf

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