2008年04月30日 |
3月の鉱工業生産速報、3.1%の大幅マイナス |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省が30日発表した3月の鉱工業生産動向(速報)によると、生産指数(2005年=100、季節調整済)は前月比3.1%低下の106.3、出荷指数は同3.9%低下の107.0と、ともに大きく落ち込んだ。在庫は同0.2%上昇の105.6だった。 生産指数は、自動車工業が前月から大幅低下(6.8%減)したのをはじめ、一般機械、化学、プラスチック製品など16業種のうち12業種がマイナスとなった。 同省が実施している製造工業生産予測調査によると、4月は前月比0.3%の低下、5月は同3.4%の上昇と予測されており、同省では「総じてみれば、生産は横ばい傾向で推移している」との基調判断を3カ月連続で据え置いた。 化学工業は生産指数が前月比1.0%低下の95.9出荷指数が同3.7%低下の98.2、在庫は同0.0%の99.8だった。またプラスチック製品工業は生産指数が前月比3.4%低下の100.0、出荷指数同3.1%低下の100.9、在庫同1.1%上昇の102.8だった。 |