2008年05月08日 |
三菱ケミカルHD・3月期決算、売上高2兆9,300億円、純利益1,640億円 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:三菱ケミカルホールディングス |
三菱ケミカルホールディングスが8日発表した08年3月期決算は、連結売上高は田辺三菱製薬の誕生もあり、前期比11.7%増の2兆9,298億円と大幅増収となった。営業利益、経常利益は前期を下回った。当期純利益は製薬子会社の合併に伴う持分変動利益の計上等により大幅増加し、同63.5%増の1,641億円となった。 石化セグメントは、エチレン生産量が鹿島のプラント火災により前期比10.6%減の121万トンにとどまったが、原料価格の高騰に伴う製品価格の改定や海外市況の上昇、中国におけるテレフタル酸の生産開始等により、売上高は前期比13.4%増の1兆4,319億円と増収。営業利益は火災事故等の影響で同68.3%減の92億円となった。 機能商品セグメントは売上高9,242億円(前期比1.7%増)、営業利益553億円(同5.3%減)だった。09年3月期の通期予想は連結売上高3兆3,400億円、営業利益1,580億円。 【三菱ケミカルHD・3月期(連結)決算】 単位:百万円 ( )前期比増減% ◇売上高 2,929,810(11.7) ◇営業利益 125,046(△2.8) ◇経常利益 128,885(△8.8) ◇当期純利益 164,064(63.5) ◇1株当たり純利益 119.51円(73.25円) <08年度・通期(連結)予想> ◇売上高 3,340,000 ◇営業利益 158,000 ◇経常利益 166,000 ◇当期純利益 70,000 ◇1株当たり純利益 50.85円 |