2001年05月25日
PPフィルムの4月の出荷、OPが不振、CPが健闘
主力の食品包装用はいずれも前年を上回る
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本ポリプロ、日本ポリプロピレンフィルム工業連合会

 日本ポリプロピレンフィルム工業連合会は25日、OPP(延伸ポリプロピレンフィルム)とCPP(無延伸ポリプロピレンフィルム)の4月の出荷実績をまとめた。
 それによると、OPPは依然としてマイナス成長を続けており、一方のCPPは引き続き前年同月をわずかながら上回る成長を維持している。OPPの前年同月割れは4ヵ月連続、CPPの前年同月超えは8ヵ月連続である。
 もっとも、主力の食品包装用の出荷は両品種とも前年を上回っている。OPPはわずか0.1%増にすぎないが、CPPは3.8%増と高い伸びを遂げている。OPPの総出荷が前年割れとなったのは、国内のその他用と輸出が引き続き不振であったため。
 この結果1~4月の累計は、OPPが前年同期比98.3%の7万7,963トン、CPPが同102.6%の4万7,778トンとなった。うち、国内向けはOPPが同99.6%の7万5,458トン、CPPが同102.5%の4万7,203トンとなっている。


2001年OPPフィルム出荷実績(表)
2001年CPPフィルム出荷実績(表)