2008年05月14日 | |
三菱樹脂、光学用PETフィルム増設「世界最大」規模に | |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱樹脂 |
|
三菱樹脂は14日、フラットパネルディスプレイ(FPD)向け光学用ポリエステルフィルムの需要が好調なため、山東工場(滋賀県米原市)に、工費130億円をかけて年産1万5,000トン設備を建設すると発表した。完成は2010年4月の予定。光学用PETフィルムの生産能力は既存設備と合わせて世界最大の年産8万トンとなる。 FPD向けの光学用PETフィルムは、薄型TVやノート型PC、デスクトップモニターなどの販売台数の伸長や画面の大型化に伴い、このところ需要が急増している。このため同社は山東工場の設備拡張を決めた。 同社は山東工場の光学用PETフィルム設備のほか、汎用ポリエステルフィルム設備を米国に年産7万5,000トン、ドイツに5万5,000トン、インドネシアに2万トンもっており、PETフィルム生産規模は国内と合わせて年産23万トンとなる。今後も世界のPETフィルムの「リーディングカンパニー」を目指す。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1210749283.pdf |