2008年05月20日 |
昭和電工、昭和炭酸株式を公開買付け、子会社化 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は20日、液化炭酸ガス大手の昭和炭酸(本社:東京都千代田区、藤井豊春社長)の普通株式を公開買付けにより取得し連結子会社化すると発表した。上場は継続する。 昭電は現在、昭和炭酸株の20.58%を保有し、持分法適用関連会社としているが、協力関係をより強化し、事業間のシナジーを高めるため、連結子会社化することにした。買付け後も昭和炭酸の経営方針に大きな変更はない。 昭和炭酸は昭和19年、昭和電工とニチレイ50:50のJV会社として発足、昭電とは工場が隣接しており、主原料の炭酸ガスは昭電が供給している。 昭和炭酸も20日の取締役会で、昭電の公開買付けに賛同する決議を行った。昭電の高橋恭平社長は昭和炭酸の取締役を兼務。 株式の買付け期間は08年5月21日から6月18日までの21営業日。 買付け価格は1株415円とする。取得枠は717万5,000株で、これにより昭電は現在保有している499万9,000株と合わせて保有数が1,217万4,000株(50.1%)となる。申込み数が超えた場合は比例配分する。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1211267966.pdf |