2008年05月21日
原油、ナフサ価格 引き続き高騰
【カテゴリー】:市況
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20日の東京市場原油、ナフサ価格は前日のニューヨーク市場の高騰を受け、過去最高を更新した。オープンスペックナフサは終値は1,039ドル/トンとなり、ドバイ原油も120.75ドル/バレルとなった。

オープンスペックナフサ価格の5月の平均は20日現在で1,003ドルと、1,000ドルを突破した。(ケムネット東京=トップページ右上グラフの下の「原資料」参照)

ニューヨーク市場のWTI原油先物相場は一時 129.60ドル/バレルを記録、終値は129.07ドルと連日の最高値更新となった。

OPECのハミリ議長(UAE石油相)が9月のOPEC総会までは増産はしない意向を示したことで需給懸念が強まった。また、ヘッジファンドを運営するブーン・ピケンズ氏が経済専門テレビ局のインタビューで、年内に150ドルをつける可能性を示したことも急伸の理由となった。