2008年05月21日
千代田化工、豪州LNG関連プロジェクトを初受注
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:千代田化工建設

 千代田化工建設は21日、仏・テクニップ社および米国・フルア社との共同企業体(TCFジョイントベンチャー)が、豪州のエネルギー会社であるウッドサイドエナジー社(Woodside Energy Ltd=WEL社)と、LNGエンジニアリングサービス契約を締結したと発表した。
 
 WEL社が計画する2件のLNGプロジェクトについてスタディを実施するもので、1つはオーストラリア北西部に計画中のプラウズLNGプロジェクトのデザインコンセプトを決定するために実施する。
 
 2つ目はプルートLNG第2トレインプロジェクトのスタディ業務で、WEL社がオーストラリア北西部のパラップ半島に現在建設中の第1トレインに続くプロジェクトとなっている。2件のスタディは今年半ば以降順次完了の予定。
 
 千代田化工建設が豪州のLNG関連プロジェクトを受注したのは今回が初めてだが、LNGはクリーンエネルギーとして米国をはじめ欧州、環太平洋諸国で需要が増加しており、今後もプラント、機器の設計や建設工事の受注拡大を目指す。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1211358075.tif