2008年05月22日
横浜ゴム・三重工場「日本コージェネレーションセンター会長賞」受賞
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:横浜ゴム

 横浜ゴムは22日、タイヤ生産拠点である三重工場が「第6回日本コージェネレーションセンター賞」産業用部門で、最高賞である会長賞を受賞したと発表した。同賞は最も優れたコージェネレーションシステム(CGS)の導入に対して贈られるもので、同社の同賞受賞は、昨年の三島工場の環境保全奨励賞に続いて2年連続。

 三重工場は「ESCO事業方式」(注)により、2006年1月から都市ガスを使用するガスタービン発電機と、追い炊き付き排ガスボイラーからなるCGSの2基を稼動させ、重油から都市ガスへのエネルギー転換とCGSの稼動によりCO2排出量削減に大きな成果を上げてきた。

 「日本コージェネレーションセンター賞」は、CGSの調査・研究、普及を目的とする日本コージェネレーションセンターが2003年からはじめた表彰制度で、省エネルギー性、環境保全性、新規性を評価し民生用部門、産業用部門の2部門で表彰している。

■ ESCO事業方式とは:
 「Energy Service Company」の略。企業や自治体などが、省エネルギーの提案、施設の維持・管理などの包括的サービスを行う事業会社を通じて省エネルギーを図る事業方式。