2008年05月23日
PPフィルムの出荷は4月も好調
OPPは前年比12.3増、CPPは3.4%増
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:日本ポリプロピレンフィルム工業連合会

 日本ポリプロピレンフィルム工業連合会が22日に集計したところによると、PPフィルムの4月の出荷数量は、OPP(PP延伸フィルム)が23,553トン、CPP(PP無延伸フィルム)が14,384トンとなった。ともに今年に入ってからの最大規模となった。
 前年同月の実績に対比すると、OPPは12.3%増、CPPは3.4%増ということになる。ともに4ヵ月連続の前年同月超えである。
 
 月間出荷数量がこのように長期にわたって前年同月を上回っているプラスチック加工製品はPPフィルム以外ではほとんどない。
 注目されるのは、OPPもCPPも一時期不振を続けていた食品包装用が順調な伸びを遂げている点だ。OPPもCPPも4ヵ月連続で前年同月を上回っている。また、繊維・雑貨包装用もともに前年同月超えが3ヵ月連続に伸びている。同じポリオレフィンフィルムでも、汎用品であるポリエチレンインフレーションフィルムとは対象的な姿となっている。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1211531928.xls