2001年07月25日
プラ容器包装の収集とリサイクル、月を追って急拡大
年度始めと年度末では著しい違い
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:環境省

 環境省リサイクル推進室の集計によると、昨年度から容器包装リサイクル法の適用対象に加えられたプラスチック製容器包装の分別収集と再商品化の数量は、月を追って急拡大していることが明らかとなった。
 スタートして数ヶ月の実績と年度終盤の数ヶ月の実績とでは、分別収集量も再商品化量も規模が大きく異なる。4月の分別収集量は5,376トンであったが、その後は急速に増加していって年度末の今年3月の実績は1万439トンとなっている。再商品化量も4月に2,581トンであったのが3月には9,366トンに増えている。分別収集量は1.94倍に、また再商品化量は3.63倍に拡大しているわけ。
 これは、時間の経過とともに、同製品の分別収集制度に関する市町村のPR活動が一般市民の間に浸透していったことによるところが大きいと見られる。また、1年の間に新たに同製品についても分別収集に乗り出す市町村が着実に増えてきたことも少なからず効いているといえそう。