2008年05月28日 |
栄研化学、東芝に非医療分野での「LAMP法」実施権許諾 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:栄研化学、東芝 |
栄研化学は28日、東芝と遺伝子増幅法(LAMP法)の通常実施権許諾契約を締結したと発表した。これにより、東芝は、非医療分野(実験動物の感染症)で、LAMP法を使用したDNAチップの開発、製造および販売を行う。 栄研化学は、同社が開発した「LAMP法」を普及させるため、積極的にライセンスビジネスを展開してきた。 一方、東芝は、自社の電流検出型DNAチップ技術により実験動物の微生物感染の有無や感染微生物同定検査を行なう遺伝子検査技術の開発を進めてきたが、このチップシステムに遺伝子増幅技術が必要なことから「LAMP法」の導入を決めた。 <東芝に対するLAMP法の通常実施権許諾内容> (1) 分野 : 非医療分野における実験動物の感染症の検査 (2) 許諾範囲 : 電気化学的検出法によるアレイを用いた臨床診断用チップシステムと組み合わせた、LAMP法に基づく検査試薬、検査機器の開発、製造、販売および使用 (3) 許諾地域 : 日本 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1211947480.pdf |