2008年05月29日 |
昭和電工、世界最高輝度4元系赤色 LED素子を製品化 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は29日、発光効率が世界最高となる超高輝度4元系赤色LED素子の開発に成功し、販売を開始したと発表した。発光効率は1ワット当り80ルーメン、同社の従来最高輝度品に対して、明るさが40%向上した。 超高輝度4元系LEDは、現在、屋外ディスプレーなどに使用されているが、リアランプや車内照明等の自動車向け、薄型テレビの液晶バックライト向け等への用途開発が進み、市場は拡大している。 今回発売した赤色LED素子は、従来の超高輝度品に比べ、電極の形状と配置、素子の表面処理などを改良した。このため光の取り出し効率が大幅向上した。同じ明るさを得るために使用されるLED(ランプ)数の削減が可能となり、省エネルギーにも寄与する。 同社は、今後も超高輝度4元系LED素子の輝度向上を図り、赤・オレンジ・黄・黄緑等の色揃えや素子サイズの種類を増やしていく方針である。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1212033182.doc |