2008年06月03日 |
4月のエチレン輸出入、出超バランス縮小し11万トンに |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省化学課が3日発表した、4月のエチレン換算輸出入実績によると、輸出が前年同月比減少し、輸入が大幅増加した結果、輸出入バランスは11万トンに縮小した。 エチレン換算輸出量は、前年同月比20.7%減少の163,500トン(輸出比率:28.7%)、これに対して輸入量は65.2%増の51,900トン(輸入比率:11.3%)だった。 輸出は、15品目のうち前年を上回ったのは発泡ポリスチレン、ABS樹脂、VCMなど5品目で、エチレン、LDPE、HDPE、ポリスチレン、SM、PVCなどあとの10品目は下回った。 輸入は、12品目中PVC、VCM、エチレングリコールの3品目を除く9品目が前年比プラスとなった。エチレン輸入量が15,300トンに増えたほか、LDPEが大幅増加の24,614トンとなり、輸出の15,403トンを上回った。 この結果、輸出量から輸入量を差し引いた輸出入バランスは、11万1,600トンの出超となったが、3月の出超幅は12,7000トン、昨年4月は174,600トンだった。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1212468883.pdf |