2001年07月25日 |
ペットボトルの収集とリサイクル、群を抜く高い伸び |
4年間で約6倍に拡大、容器包装全体は2倍弱 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:環境省 |
環境省リサイクル推進室が24日に集計したところによると、容器包装リサイクル法に基づく各種容器包装の過去4年度における分別収集とリサイクルではペットボトルが圧倒的に高い伸びを遂げていることが明らかとなった。 無色ガラス容器、スチール缶、ペットボトルなど合計11品目の容器包装の2000年度(2000年4月~2001年3月)における分別収集量は総合計210万3,213トン、再商品化量は199万4,612トンとなっている。これを容器包装リサイクル法が施行された1997年度の実績に比較すると、分別収集量は1.68倍、再商品化数量は1.70倍ということになる。 うちペットボトルの2000年度の分別収集量は12万4,873トン(前年度比1.56倍)、再商品化量は11万7,877トン(同1.67倍)となっている。97年度の実績に対しては、分別収集量が5.85倍、再商品化量が6.10倍となる。 いずれも、他の容器包装を大きく引き離す高い伸び率である。これは、分別収集に乗り出す市町村の数が他の容器包装以上に多かったことと、ペットボトル関連業界が他の業種以上にリサイクル体制の整備に積極的に取り組んできたことによるものと見られている。今年度の市町村の分別収集計画数量は17万2,605トン、また、再商品化見込み数量は15万5,400トンとなっている。 |