2008年06月11日
昭和電工建材のPETボトル・リサイクル・パイプ、分譲マンションに初採用
【カテゴリー】:新製品/新技術(環境/安全)
【関連企業・団体】:昭和電工

 昭和電工の子会社、昭和電工建材(本社:東京都港区、金井久男社長)が売り出した住宅用のペットボトル・リサイクル配管「ショウワエコパイプ」がこのほど、マンション向けとして初めてダイア建設(本社:東京都新宿区)の分譲マンションに採用され、話題を呼んでいる。
 
 このパイプは、使用済ペットボトルを細かく砕き、フレーク状に加工した後、特殊改質剤を混合し、押出成形して製造する。昭和電工建材では同パイプを住宅用排水・通気・換気パイプとして開発し、製造・販売中だ。

 硬質塩化ビ管に比べて、製造時の投入エネルギー量が約1/3と少なく、CO2排出量が抑制できる。また焼却時に塩素系有毒ガスを排出しないなどの特徴があり、(財)日本環境協会からはエコマーク商品の認定を受けている。
 
 ダイア建設では、新潟市中央区に建設した「ダイアパレス新堀通り」マンション(地上14階、地下1階=52戸)に同パイプを初めて採用した。同パイプの持つ機能や環境性能が、ダイア建設の「100年にわたる快適さを目指す理想的な住まいづくり」のコンセプトと合致した。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1213147329.doc


「ショウワエコパイプ」標準タイプ

配管例