2008年06月16日
菅原・ソーダ工会長「保安・環境・広報活動に全力」
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:カネカ、日本ソーダ工業会
総会後のパーティで挨拶する菅原新会長

 日本ソーダ工業会は13日の第60回定時総会で、役員改選を行い、新年度会長に菅原公一・カネカ社長、副会長に土屋隆・東ソー社長と藤原健嗣・旭化成ケミカルズ社長の両氏を選出した。
 
 菅原新会長は、記者会見し「か性ソーダは、多くの分野で使われる、欠くことのできない基礎素材だ。今年は工業会発足60年に当たるが、引続きこれまでの路線を継承し、保安・安全活動の推進、環境問題への対応、広報活動の充実に力を入れていきたい」と抱負を語った。
 
 具体的には、保安・安全活動では物流事故への備えを強化し、全国的な緊急支援体制を構築する。環境問題では、WCCの活動に積極的に協力し、アジア地域の環境・安全プラットフォーム拡大をはかる。また広報活動では、ソーダハンドブックの改訂版発行や、Webサイトの拡充、日化協と共同の教育資料作成などを通じて、か性ソーダの現状や技術の移り変わり、どのように社会に貢献してきたか、などを分かりやすく解説していく、などの点を強調した。