2008年06月16日 |
「ソーダ工業の概要」 07年度稼働率98.7%と高水準 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本ソーダ工業会 |
ソーダ工業会は13日、か性ソーダの生産量や生産能力、設備稼動状況など、2007年度の実績をまとめた「ソーダ工業の概要」を発表した。生産量は史上第3位、内需は第1位、設備稼働率は98.7%と、いずれも高水準だった。 ■生産状況 <25社30工場> 単位:トン( )前年度比増減% ・生産量 :4,487,328(0.4)=史上第3位 ・内需量 :3,848,523(1.7)=史上第1位 ・輸出量 : 693.332(8.1)=史上第3位 ・需要計 :4,541,855(2.6)=史上第2位 内需は紙・パルプ、アルミナ、染色整理向けなど一部に減少が見られたが、主力の化学工業をはじめ非鉄金属、電気・電子、農薬、水処理・排水処理向けが好調だった。輸出も豪州向けが増加に転じ全体の77%とウエィトを高めた(前年度は73%)。中国、インドネシア、カナダ向けも増加した。 ■ソーダ灰 <2社2工場> 単位:トン ( )前年度比増減% ・生産量 :428,826(△1.7) ・輸入量 :389,299(9.8) ・需要量 :820,827(3.2) 需要は前年比3.2%増加したが、輸入が大幅に前年を上回ったため、国内生産量はマイナスとなった。 ■か性ソーダの生産能力 <100%換算> (08年3月末=経産省調べ) ・月産能力 433,277トン(前年度比0.2%増) ・年産能力 4,398.6千トン(前年度比0.2%増) ・2007年度稼働率 :98.7%(100%換算生産量=4,340.5千トン) |