2008年06月16日 |
昭電、水酸化アルミ・アルミナ・電融品など価格改定 |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は16日、水酸化アルミニウム・アルミナ・アルミナ系電融品の価格改定を実施することを決めたと発表した。近く需要家との交渉を開始する。 <値上げ幅と実施時期>(単位:1キログラム当たり) ・水酸化アルミニウム : 7円以上=8月1日出荷分から ・アルミナ : 10円以上=同上 ・アルミナ系電融品 : 15円以上=9月1日出荷分から 同社は、水酸化アルミニウムとアルミナは今年2月1日、アルミナ系電融品は3月1日付で価格改定を実施したが、原油価格の高騰から重油などの燃料コストがさらに上昇し、事業収益を圧迫している。このため、今後の安定供給維持のためには、再度の価格改定が必要と判断した。 ■水酸化アルミニウムとは : 水酸化アルミニウムはアルミナの原料となるほか、水処理用の凝集剤や樹脂向けの難燃性充填材として使用される。また、アルミナは電力・電子・自動車部品等に、アルミナ系電融品は耐火材や研削・研磨材等のセラミックス製品の原料として使用されている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1213584483.doc |