2008年06月18日
協和発酵と久光製薬「経皮吸収型がん疼痛治療剤」を共同販売
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:協和醗酵

 久光製薬(本社:佐賀県鳥栖市、中冨博隆社長)と協和発酵は18日、久光製薬が開発を進めている経皮吸収型持続性がん疼痛治療剤(開発コード:HFT-290)について、日本国内における共同販売契約を同日付で締結したと発表した。

 同契約により、同剤は久光製薬が製造販売承認を取得後、両社で共同販売する。上市後の製品流通、情報収集活動は、両社それぞれに実施(1ブランド 2チャネル )する予定。

 HFT-290は、鎮痛効果の高い合成麻薬のフェンタニルクエン酸塩を、久光製薬のTDDS(Transdermal Drug Delivery System:経皮薬物送達システム)技術を用いて、テープ剤として開発した医療用麻薬製剤で、本年6月中に新薬承認申請を行なう予定。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1213767029.pdf