2008年06月19日
VECとJPECがリサイクル研究功労賞を受賞
技術開発や支援助成活動が評価される
【カテゴリー】:環境/安全(行政/団体、原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会

 塩ビ工業・環境協会(VEC)は塩化ビニル環境対策協議会(JPEC)とともに、このほどプラスチック化学リサイクル研究会(FSRJ 会長:奥彬・京都工芸繊維大学名誉教授)から平成19年度の「同研究会功労賞」を受賞した。
 
 同研究会は、プラスチックの化学リサイクルに関する技術の進歩・発展の促進を目的に1998年から活動を展開している団体。高分子学会に所属し、討論会や講演会、セミナー、国際シンポジウム等を開催して国内外の研究者や技術者の交流を活発に推進している。
 
 同功労賞は、プラスチックのリサイクルに関する科学技術に功労があった組織に授与されるもの。今回VECとJPECが対象に選ばれたのは、両団体が長年にわたり一体となって塩ビ製品のリサイクル技術の開発や関係者によるリサイクル活動の支援・助成に取り組んできた点が評価されたため。プラスチック関係団体では、プラスチック処理促進協会に次いでこれが2件目の受賞。