2008年06月20日 |
米国デュポン、ケブラーとノーメックス 10%値上げ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:デュポン |
米国デュポン(本社:デラウエア州)は、このほど「ケブラー」および「ノーメックス製品」について、世界規模で平均10%の値上げを実施すると発表した。個別契約で定めているものを除き、7月1日から実施する。原材料、エネルギー、輸送・物流費用の急騰を受け、社内の積極的なコスト削減のみで吸収することが困難な状況となったため、実施に踏み切る。 デュポンは現在、「ケブラー」および「ノーメックス」の世界的な需要増に対応するため、積極的な投資計画を推進中で、 ノーメックス紙および繊維製品に関する投資額1億ドル規模の生産能力拡大計画は、今年第3四半期に稼動開始の見込みである。 また、昨年12月に発表したヴァージニア州リッチモンド、およびサウスカロライナ州クーパーリバーの生産施設におけるケブラーの生産能力拡大計画では、2009年に稼動開始予定の追加設備に5億ドル超を投資している。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1213935466.pdf |