2008年06月24日 |
BASFのエンプラを使用したヘッドレスト、BMWが採用 |
【カテゴリー】:新製品/新技術(海外) 【関連企業・団体】:BASF |
BASFは24日、同社のエンジニアリング樹脂を使ったクラッシュ・アクティブ・ヘッドレストがBMWに採用されたと発表した。ヘッドレストの枠組みは、米ITW(イリノイ・ツール・ワークス)社のドイツ・レッティンゲンにある完全自動組み立てプラントで製造、その後、グラマー(Grammer)社(ドイツ バイエルン州)で組み立てられる。 このプロセスの中でBASFは、ITW社に「Ultradur(R)」「Ultramid(R)」「Ultramid(R)」などのプラスチックを供給している。 クラッシュ・アクティブ・ヘッドレストは、ドライバーや乗客のむち打ち被害を大幅に軽減するもので、時速12キロを超える速度で後方衝突が発生した場合に、ヘッドレストのアクチュエーターが自動的に起動する。その後、プリテンション方式のスプリングが、ヘッドレストの前半部分を斜め上方へほぼ瞬時に移動させる。これによって、後頭部とヘッドレストの距離が短くなるため、頸椎の過剰な伸展による頸部損傷のリスクが軽減する。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1214289814.pdf |