2008年06月26日 | |
昭電・小山事業所、アルミ鋳造工場の新設備が竣工 | |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工 |
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昭和電工は、昨年1月から小山工場(栃木県小山市)で進めていた、アルミニウム鋳造工場の近代化工事が完了し、同日、竣工式を行った。 新鋳造設備は、年産能力6万トン、総額23億円をかけて最新鋭化した。生産効率の向上とともに環境対策の上でもCO2換算で年間約1万3000トンの温室効果ガスが削減できる見込み。 同事業所の溶解鋳造設備は、主に昭電がグループ内で消費する中間製品のビレットを製造する。同社は徹底した品質管理のもと、アルミニウムの鋳造から製品加工までを一貫して手がけている。 同社はアルミニウム事業を基盤事業と位置づけ、構造改革を進め収益性の向上を目指している。特に、レーザープリンター用シリンダーや自動車・2輪車分野向け材料、コンデンサー用高純度アルミ箔など、競争優位性をもつ事業の拡大、強化に力を入れてきた。またアルミ地金の高騰に対応し、製品価格の是正に取り組み中だ。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1214449339.doc |