2008年07月07日
新日本理化、千葉脂肪酸を完全子会社化
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:旭電化工業、新日本理化、日本油脂

 高級アルコール大手の新日本理化(本社:大阪市中央区、藤本万太郎社長)は7日、脂肪酸、グリセリンの製造・販売会社である千葉脂肪酸の株式を取得し、子会社化すると発表した。
 
 千葉脂肪酸(本社:千葉県市原市五井南海岸、藤本万太郎社長)は1979年2月の設立で、資本金3億円。新日本理化、ADEKA、日油の3社が各30%、日新理化が10%を出資し共同運営してきたが、事業の柱であるオレオ事業における国内事業基盤強化のため、ADEKA、日油両社から保有株式の全株を譲り受け、子会社化することにした。
 
 株式取得は2008年9月30日の予定。日新理化は新日本理化の子会社のため、千葉脂肪酸は新日本理化の実質完全子会社となる。
 
 【千葉脂肪酸・08年3月期業績】 単位:百万円 ( )は07年3月期
 ◇売上高    3,075(2,497)
 ◇営業利益   15(18)
 ◇経常利益   1.7(1.6)
 ◇当期純利益  0.7(0,6)
 ◇総資産    2,292(2,064)
 ◇純資産    353(352)