2008年07月08日
横浜ゴム、路面温度対応のスタッドレスタイヤ新発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:横浜ゴム

 横浜ゴムは8日、温度で変化する路面にあわせて機能する「温度対応」コンセプトをさらに進化させ、さまざまな冬路面での走行性能を一段と高めた「新・温度対応」スタッドレスタイヤ「アイスガード トリプル」を9月1日から発売すると発表した。価格はオープンプライス。
 
 第3世代アイスガードとなる「アイスガード トリプル」は、さまざまに変化する冬路面で要求される各種性能を大幅に向上させるため、トレッドゴムの素材配合やトレッドパターンデザインの“高密度化”を図る「トリプル」コンセプトを採用した。
 
 新開発した高密度「トリプル吸水ゴム」は、従来の吸水バルーンを小粒子化して約3倍に増量し、さらに第3の吸水素材を新たに配合。また、高密度「トリプルデザイン」はブロック剛性を強化するピラミッドサイプの立体構造を3段にして約3割増の高密度配置を実現し、トレッドセンター部には大型ブロックを3列配置した。
 
 これによりヨコハマ・スタッドレスタイヤ史上最高の氷上性能を達成。さらに氷上性能との両立が難しかったドライ性能やウェット性能も大幅に向上することで、さまざまな冬路面での性能をさらに進化した「新・温度対応」コンセプトを実現した。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1215502417.pdf