2008年07月09日 |
PSPの出荷、6月も前年比9.2%減と不調 |
13ヶ月連続の前年割れで、上期計も8%減 |
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:発泡スチレンシート工業会 |
発泡スチレンシート工業会が9日に集計したところによると、同シート(PSP)の6月の総出荷数量は8,150トンとなった。前年同月の実績を9.2%下回っている。 この結果、今年上期(1月から6月まで)の総出荷数量は49,170トンとなった。前年同期の実績を8.0%下回っている。 6月の総出荷量が前年同月比9.2%減となったことで、PSPの月間出荷量の前年同月割れは13ヶ月連続に延びた。一般反とラミネート一般用がともに13ヶ月連続の前年同月割れとなったのに加え、最大消費品種のロールトレー(トレー反)とそれに次ぐ規模のラミネート丼用がいずれも6ヵ月連続して前年同月を割り込んだのが響いている。 もっとも、このように全品種にわたって縮小傾向が長期化しつつある点について同シートメーカー筋では、需要家の要請に沿って製品の厚みを極力薄くしているのが最大の要因と説明している。 【関連ファイル】 PSPの08年6月の出荷実績と累計 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1215591567.xls |