2008年07月14日 |
東洋紡、超高強力ポリエチレン繊維「ダイニーマ」設備倍増 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:東洋紡 |
東洋紡は14日、オランダ・DSM Dyneema社との合弁会社、日本ダイニーマ(本社:大阪市北区、安田純夫社長)が、超高強力ポリエチレン繊維「ダイニーマ」の生産設備倍増を決めたと発表した。総工費約50億円。完成は2010年2月の予定。 「ダイニーマ」は、物性面で強度に優れ、このため、わが国ではロープ、釣り糸、手袋、ヘルメットなどの分野に需要を伸ばしてきた。 生産能力は今年1月、東洋紡敦賀事業所(福井県)内の設備を年産1600トンに増強したが、なお供給不足状態が続き、今後見込まれる新たな分野の需要に対応できないことが予想されるため、工費約50億円をかけて新たに1系列年産1600トン設備を建設することにした。 【新設備の概要】 (1)設置場所 :東洋紡敦賀事業所内(福井県敦賀市) (2)生産能力 :2系列 1600トン/年(増設完了後の総生産能力 3200トン/年) (3)投資額 :約50億円 (4)稼働時期 :2010年2月 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1216023312.pdf |