2008年07月15日 |
積水化成品、台湾に「ピオセラン」販売拠点 |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:積水化成品工業 |
積水化成品工業は15日、デジタル家電などの梱包材として需要が伸びている「ピオセラン」原料の販売拠点を台湾に現地企業と合弁で設置し、本格営業を開始したと発表した。 「ピオセラン」は、ポリスチレン・ポリオレフィン複合樹脂の発泡体で、耐衝撃性や寸法安定性に優れているため、デジタル家電や自動車部品の梱包材として世界的に需要が伸びている。そこで台湾に現地の中堅商社迅達実業(張蓮枝・董事長)と合弁で販売会社を設立し、東南アジア市場向けに販路を拡大していくことにした。海外販売会社の設置は香港、タイ(2社)、上海、インドネシア、韓国に次いで7社目。 合弁会社は、社名が「台湾積水迅達有限公司」で、本社を台北市内湖科技園区に置き、資本金は300万台湾ドル(約993万円)。出資比率は、積水化成品80%、迅達実業20%。董事長は中屋一徳氏。初年度(2008年度)3億円、3年後の2011年度には10億円の売上高を目指す。 【台湾販売会社の概要】 (1)会社名 :台湾積水迅達有限公司(英文名=Taiwan Sekisui Centex Co., Ltd.) (2)事業目的 :ピオセラン並びにその他高機能樹脂の原料及び製品の販売 (3)所在地 :台北市内湖科技園区洲子街183号4楼A6) (4)創業 :2008年6月 (5)投資比率 :積水化成品工業:80%、迅達実業有限公司:20% (6)資本金 :300万NT$(邦貨約993万円) (7)代表者 :董事長 中屋一徳(積水化成品工業常務) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1216086657.pdf |