2008年07月24日 |
PPフィルムの6月の出荷、CPPが6ヶ月振りの前年割れ |
今年上期トータルはOPPもCPPも前年を上回る |
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:日本ポリプロピレンフィルム工業連合会 |
日本ポリプロピレンフィルム工業連合会が24日に集計したところによると、PPフィルムの6月の出荷数量はOPPが20,491トン、CPPが12,886トンとなった。 OPPは前年同月を3.5%上回って6ヶ月連続の前年同月超えとなった。しかし一方のCPPは1.2%減で6ヶ月振りの前年同月割れとなっている。 CPPの前年同月割れは、繊維・雑貨その他用が8.3%減って5ヶ月振りの前年同月割れに転じたことによる面が大きい。ただし、最大消費分野の食品用は2.6%増で、6ヶ月連続の前年同月超えとなっている。 OPPは全ての分野が前年同月を上回った。主力の食品包装用は4.5%増で、6ヶ月連続の前年同月超えとなっている。 この結果、1月から6月までの出荷の累計はOPPが124,330トン、CPPが79,978トンとなった。OPPは6.4%、CPPは3.2%それぞれ前年同期の実績を上回っている。いずれも、最近のプラスチック加工製品の中ではめずらしい順調な成長振りといえる。 PPフィルムの6月の出荷と1〜6月計は別表の通り。 【関連ファイル】 PPフィルムの6月の出荷実績と累計 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1216888699.xls |