2008年07月25日 |
CB協会、今年の需要予想を若干上方修正 |
総需要量、前年比0.9%増の962,302トンに |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(行政/団体) 【関連企業・団体】:カーボンブラック協会 |
カーボンブラック協会は25日、同協会がこのほど実施したカーボンブラックの今年の需要予想の年央における見直し作業の結果を明らかにした。新たな予想は、前年比0.9%増の962,302トンとなっており、年初のまとめた予想を若干上方修正したかたちとなっている。 今回の見直し作業は、最大の消費先である自動車タイヤメーカーの業界団体の日本自動車タイヤ協会が下期入りを機に例年の慣行に沿って同タイヤの今年の需要見通しを見直した結果を主たる参考材料にして実施したもの。 年初の予想は、内需が前年実績見込み比0.9%増の908,648トン、輸出が同0.9%減の39,000トン、合計が同0.8%増の947,648トンとなっていた。それを今回は、内需を前年実績比0.6%増の917,302トン、輸出を同9.8%増の45,000トン、需要合計を同0.9%増の962,302トンにそれぞれ改めた。内需も輸出も需要合計もそれぞれ年初の予想量をわずかながら上方修正している。うち内需の前年比が年初の予想を下回っているのは、年初の予想伸び率が前年の実績見込み量をベースにしたものであったため。 新たな需要見通しの内容は以下の通り。かっこ内は前年比。 ▽タイヤ用=689,971トン(100.6%) ▽一般ゴム用=180,331トン(100.7%) ▽ゴム用計=870,302トン(100.6%) ▽非ゴム用=47,000トン(99.2%) ▽内需合計=917,302トン(100.6%) ▽輸出=45,000トン(109.8%) 総需要量=962,302トン(100.9%)。 |