2008年07月28日 |
ナフサの契約価格がさらに下降 |
先週のC&F価格の平均はトン1,097ドル |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(海外、市況) 【関連企業・団体】:なし |
エチレンセンター筋によると、わが国の大手商社や石油ならびに石油化学企業等が先週中に国際市場で契約した石油化学用ナフサの先物の平均C&F価格はトン当たりおよそ1,097ドルとなった模様。 前の週の平均に比べると、同約82ドルの値下がりである。率にするとほぼ7%の下降となる。これで3週間連続の値下がりとなった。直近のピークである7月第1週の平均に比べると同128ドル(10%強)下がったことになる。 同じ先週の北西欧におけるCIFベースの価格の平均は同1,017ドルで、前の週の平均を同84ドル弱(およそ7.6%)下回っている。この場合も3週連続の値下がりである。 いずれも原油のスポット価格の続落に連動するかたちで下がっている。原油の先週のスポット価格はWTIも北海ブレントも中東ドバイも3週連続の下降となっており、この1週間の下降率はWTIが6.6%、北海ブレントが6.7%、ドバイが7.3%となっている。 |