2008年07月31日 |
合成樹脂の特恵輸入“急増”ペース、消化率早くも30% |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:財務省 |
財務省は31日、6月末の合成樹脂(13項)特恵輸入状況を発表した。輸入額は61億5,200万円で、前月から20億円増えた。サウジアラビア、タイ、中国から引続き大量に入った。08年度のシーリング枠は207億8,600万円で、消化率は5月末の19.7%から29.6%へと急上昇した。 6月末現在のシーリング枠消化状況をこれまでと比較すると、2005年度25.1%、06年度25.6%、07年度は23.9%となっており、08年度は近年最高の早いペースなっている。 【6月末の特恵輸入状況(項名13)】単位:1000円 ( )は5月末現在 ◇中国 1,081,379(683,316) ◇ベトナム 1,831(1,831) ◇タイ 1,922,848(1,273,968) ◇フィリピン 80,643(43,307) ◇インドネシア 6,321(1,401) ◇インド 28,441(28,441) ◇サウジアラビア 2,992,909(2,042,335) ◇ブラジル 37,775(30,845) ◇合計 6,152,147(4,105,444) (注)08年度シーリング枠は20,786,073千円、国別限度額は20%の4,157,215千円。 |