2008年07月31日

三井化学・第1四半期増収減益、通期予想修正

【カテゴリー】：人事/決算 【関連企業・団体】：三井化学

三井化学が31日発表した08年度第1四半期（4−6月）連結業績は、売上高が前年同期比2.9%増の4,539億円と増収になったが、ナフサなど原燃料価格の高騰から営業利益、経常利益は前年を下回り、当期純利益は15.6%減の152億円となった。 　 　機能材料の特殊ポリオレフィンやエンジニアリングプラスチック、ポリウレタンなどは売上高を伸ばした。先端化学品も堅調。基礎化学品はビスフェノールAはアジア市場の需要に支えられ売上を伸ばしたが、高純度テレフタル酸はなお苦戦。 　 　同社は同日、今年度第2四半期及び通期の業績予想を下方修正した。 　 【三井化学・第1四半期（連結）業績】単位：百万円 （ ）前年同期比増減％ ◇売上高　　　　　453,925（2.9） ◇営業利益　　　　20,691（△17.5） ◇経常利益　　　　25,032（△10.6） ◇当期純利益　　　15,233（△15.6） ◇1株当たり純利益　　19.79円（23.41円） ＜08年度通期（連結）予想修正＞ 単位：百万円 （ ）前回予想 ◇売上高　　　　　1,960,000（1,900,000） ◇営業利益　　　　45,000（66,000） ◇経常利益　　　　48,000（64,000） ◇当期純利益　　　22,000（29,000） ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1217484759.pdf