2008年08月05日 |
6月のエチレン換算輸出入、出超バランス縮小傾向 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省化学課は5日、6月のエチレン換算輸出入実績を発表した。前年に比べ輸出入とも大幅減少したが、出超バランスは113,000トンと3カ月連続の11万トン台だった。昨年6月の出超幅は167,300トンだった。 6月のエチレン換算輸出は前年比29.7%減の146,500トン(輸出比率25.6%)。輸入は同18.6%減の33,500トン(輸入比率7.3%)で、差引きバランスは113,000トンの出超だった。 輸出は、生エチレンが10,000トンで前年比74%減少したほか、誘導品も軒並み減少し、増えたのは15品目のうちABS樹脂、EDC、EGの3品目のみだった。 輸入も、生エチレンは4,600トンで34%の減少し、PSなど12品目中6品目で前年を下回った。ただ、LDPEは20,000トンで前年比28.2%増、酢酸エチル7,500トンで同156%増と両製品の輸入はいぜん堅調。 上期(1ー6月)で見ると、輸出累計は947,600トンで前年同期比23.5%のマイナス、輸入は316,500トンで同64.8%の増加で、バランスは658,100トンとなり、前年同期比の1,081,200トンに比べて大幅縮小した。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1217899856.pdf 【関連ファイル】 6月実績 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1217916285.tif |