2008年08月11日
ナフサ価格、先週の平均価格も下降
C&F日本のオープンスペックは1,031ドル強に
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(海外、市況)
【関連企業・団体】:なし

 わが国の大手商社や石油ならびに石油化学企業等が国際マーケットで先週中に契約したオープンマーケットものの価格の週平均の単価はトン当たり1,031ドル強となった模様。前の週の平均に比べるとおよそ43ドル(約4%)の値下がりである。
 
 これでC&F日本の週単位の契約価格は、5種連続の下降となった。5週前の価格に対比すると193ドル強(15.8%)の値下がりとなる。
 北西欧のCIF価格も5週連続下がって、963ドルとなった。前の週の平均を同じく4%下回っている。1,000ドルの大台割れは今年5月第2週の970ドルいらいとなる。
 
 いずれも、原油のスポット相場の続落に連動してのもの。ただし下げ幅は、WTIの5.6%や北海ブレントの5.4%を下回っている。