2008年08月19日
三井化学、アジアパシフィック技術センターを移転・拡充
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三井化学

 三井化学は19日、シンガポールに設置した海外研究拠点、「三井化学アジアパシフィック技術センター」を拡充するため、現在建設計画中の研究開発地区、シンガポール サイエンスパーク3に同センターを移転すると発表した。
 
 このほど同地区に建設予定のケンドル・ビル内に、現在の約5倍の広さとなる1200平方メートルのスペースを確保した。同センターの研究体制を拡充し、アジアでの研究基盤強化を図る。移転時期は2009年度末の予定。
 
 同社は2004年、シンガポールの政府機関である科学技術研究庁(A*STAR)との間で研究協力契約を結び、触媒・材料分野を中心に共同研究を行ってきた。06年にはA*STARの化学工学研究所(ICES)内に三井化学アジアパシフィック技術センターを開設、共同研究を加速するとともに、日・シ研究者の交流につとめてきた。

ニュースリリース参照
○三井化学アジアパシフィック技術センターの移転及び拡充について
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1219115562.pdf

○Mitsui Chemicals to Relocate and Expand the Technical Centre in Singapore
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1219115840.pdf