2008年08月19日 |
帝人、重金属を含まないポリエステルの技術ライセンス事業展開 |
【カテゴリー】:新製品/新技術(環境/安全) 【関連企業・団体】:帝人 |
帝人は19日、アンチモンなどの重金属を全く含まないポリエステル「ピュリティ」の技術ライセンス・ビジネスを展開すると発表した。同社は2001年に重金属を含まないポリエステル重合触媒の開発に成功し、これを用いたポリエステルポリマー「ピュリティ」を自社製品に展開してきた。 従来のポリエステルと比較しても品質や外観、特徴などは全く遜色がなく、ポリエステル製品の透明性向上が可能、使用済み製品のリサイクルもでき、環境配慮型商品として最適としている。 帝人ファイバー社はすでに国内外の合繊メーカーやPETボトル用樹脂メーカーに向け、技術ライセンス事業を展開中で、このほどアジア最大規模のポリエステルメーカーとPETボトル用樹脂に関する技術ライセンス契約を締結した。今後はさらに広く、世界に向けて普及させる。全世界消費量(年間約6,800万トン)の約1割の切り替えを目指す。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1219193883.pdf |