2008年08月21日
7月の石化製品生産、軒並み前年割れ
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:石油化学工業協会

 石化協は21日、7月の主要石化製品生産実績を発表したが、誘導品の減産からエチレン生産量は前年同月比3.1%減の59万8,300トンと、昨年11月以来9カ月連続の前年比マイナスとなった。エチレン生産量の60万トン割れは今年3月から5カ月連続となる。
 
 定修プラントは、三菱化学・鹿島の1、2号機と大阪石油化学・泉北の計3プラント(前年同月も3プラント)で、稼動プラントの稼働率試算は97.3%(前年同月は97.8%)だった。
 
 誘導品は軒並み減産に入っており、前年比プラスとなったのは17品目のうちEO、EG、合成ゴムSBR・BRの4品目のみで、残りの13品目は全て前年実績を割った。
 

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1219294572.pdf