2008年08月29日 |
合成樹脂の特恵輸入が急増、7月末消化率早くも40% |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:財務省 |
財務省は29日、7月末の合成樹脂(13項)特恵輸入状況を発表した。4月からの輸入額累計は82億円で、前月から一挙に20億円増えた。サウジアラビア、タイ、中国から引続き大量に入った。サウジは早くも国別限度額に迫っている。 原油・ナフサの高騰に伴う、国内樹脂メーカー各社の値上げが“呼び水”になったとみられる。 08年度のシーリング枠は207億8,600万円で、消化率は6月末の29.6%から7月末39.5%へと急上昇した。昨年7月末の特恵輸入額は66億円、シーリング枠消化率は32.7%だった。 【7月末の特恵輸入状況(項名13)】単位:1000円 ( )は6月末現在 ◇中国 1,549,155(1,081,379) ◇ベトナム 1,831(1,831) ◇タイ 2,590,516(1,922,848) ◇フィリピン 101,727(80,643) ◇インドネシア 6,321(6,321) ◇インド 52,867(28,441) ◇サウジアラビア 3,857,168(2,992,909) ◇ブラジル 44,705(37,775) ◇合計 8,204,290(6,152,147) (注)08年度シーリング枠は20,786,073千円、国別限度額は20%の4,157,215千円。 |