2008年09月02日
7月のエチレン換算輸出入、出超バランス12万9,200トン
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

 経産省化学課は2日、7月のエチレン換算輸出入実績を発表した。輸出入とも前年同月を下回ったが、輸出入バランスは12万9,200トンの出超で、大きな変化はなかった。
 
 エチレン換算輸出量は前年同月比11.3%減少の16万6,200トンで、生産量に占める輸出比率は27.8%だった。一方、輸入量は同19.3%減少の3万7,000トンで需要に占める輸入比率は7.9%だった。
 
 輸出はエチレン、低密度ポリエチレン、ポリスチレン、EDCなど15品目中7品目が前年比増加したが、あとはいずれもマイナスで塩ビ樹脂は31%減の4万7,500トンだった。
 
 輸入は低密度ポリエチレン、エチレングリコールなど10品目が前年を上回ったが、エチレンの輸入量が前年同月比75%減の4,600トンと大きく落ち込んだのが響いた。