2008年09月03日 |
協和メデックス「コレステロール測定」検査試薬を新発売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:協和メデックス |
協和メデックス(東京都中央区)は3日、新しい測定原理のHDLコレステロール直接測定法試薬「メタボリード HDL-C」を新発売した。 高密度リポ蛋白中コレステロール(HDL-C:High Density Lipoprotein Cholesterol)は、虚血性心疾患の負のリスクファクターであり、メタボリックシンドロームを診断する上で重要な指標とされている。 現在、自動分析装置に適応可能な分画操作の不要な直接測定法が広く普及しているが、同社は今回、ポリアニオン及びカチオン性物質の静電的相互作用により、HDL以外のリポ蛋白中コレステロールの干渉を抑制し、かつ、全てのHDL-Cとの反応性に優れた測定キット「メタボリード HDL-C」を発売した。 HDL-Cの基準分析法に対する相関性が良好で、コレステロールの遊離型/エステル型比に依存せず、より正確な測定値が得られる。また、ApoEリッチHDL等を含めた全てのHDL粒子中のコレステロールとの反応性が向上した、などの特徴がある。 【協和メデックスの会社概要】 ◇本 社 : 東京都中央区晴海1-8-10 ◇資本金 : 4億5千万円 ◇代表者 : 代表取締役社長 山口 正仁 ◇売上高 : 106.5億円(2008年3月期) ◇沿 革 :1981年に協和発酵工業の臨床検査部門が独立し、同社の100%子会社として発足した。生化学検査試薬、モノクローナル抗体を利用した免疫診断薬、医療機器などの製造・販売を事業化している。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1220446904.doc |