2008年09月05日 |
環境省、学校エコ改修で4億2,000万円の予算要求 |
今年度と合わせて12億4,000万円を準備 |
【カテゴリー】:行政/団体(原料/樹脂/化成品、環境/安全) 【関連企業・団体】:環境省 |
環境省総合環境政策局は、21年度の「学校エコ改修と環境教育事業費」として4億2,000万円の予算を財務省に要求していくことになった。 これは、地方の公共団体による小中学校及び高校が実施する校舎の断熱化等の省エネ改修や代エネ機器導入等を補助するためのもの。補助率は2分の1。事業の実施期間は3年。 今年度と来年度に各2校を募集することにしている。20年度の予算としてはすでに8億2,000万円を確保している。したがって、21年度の要求が財務省で認められると合計12億4,000万が利用可能の原資となる。ただし、平成18年度の募集に応募して審査をパスして着工準備中の学校も複数残っているので、それらの案件にもいくらか回されることになる。 省エネ改修の場合は、断熱サッシと複層ガラスの組み合わせによる断熱・省エネ窓の設置も補助金交付の対象となる。すでに北海道の黒松内中学校が塩ビサッシと複層ガラスの断熱窓の採用等で所要費用の2分の1の補助金交付を受けている。 |