2008年09月09日 |
BASF、ハロゲン化有機亜鉛試薬の新製品を発売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:BASF |
BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)は9日、今年9月30日〜10月2日に独フランクフルトで開催される「Convention on Pharmaceuticals Ingredients」で、商業生産に対応したハロゲン化有機亜鉛試薬の新たな製品ラインを発売すると発表した。 今回の新製品は、米国ネブラスカ州リンカーンのRieke Metals社からの独占ライセンスによって実現した。これらの有機金属試薬は、クロスカップリング反応を行うことで、医薬品や農薬、ポリマー合成での複雑な分子の合成が可能となる。 ハロゲン化有機亜鉛試薬は、銅、パラジウム、ニッケルといった遷移金属の存在下でさまざまな求電子試薬と反応することができる。こうした反応性と官能基選択の許容度を組み合わせることで、多機能性分子を幅広く利用できるようになり、保護・脱保護工程が不要となる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1220935261.pdf |