2008年09月11日
デュポン、太陽光発電市場へ「製品開発拠点」を開設
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:デュポン

 デュポン・ジャパン(本社:東京都千代田区、天羽稔社長)は11日、世界中で急成長している太陽光発電市場で、太陽光発電セルの寿命と性能向上に対する研究・開発体制を強化するため、デュポン エレクトロニクスセンター(かながわサイエンスパーク)に太陽電池(PV)向け電極ペーストの研究開発拠点としてPVラボを開設したと発表した。

 デュポン・ジャパンは、このPVラボを核にグループ内や合弁各社間の連携をさらに強め、結晶系太陽電池向け材料だけでなく、薄膜系・有機/色素系太陽電池向け材料の研究開発にも取り組んでいきたいとしている。
 
 デュポンは、太陽光発電市場は今後数年間で年間50%以上の成長を見込んでおり、このためグローバルには、DuPont Photovoltaic Solutionsという事業部・国境を越えた社内組織を設けで市場開発に取り組む。20年以上の経験を活かし、コストあたりのワット数増加、ソーラーモジュールの効率化、長寿命化などに今後も挑戦していく方針である。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1221113159.doc