2008年09月12日
Jエナジー、パプアニューギニアでガス・コンデンセート発見
【カテゴリー】:経営(海外)
【関連企業・団体】:ジャパンエナジー

 ジャパンエナジーは12日、子会社のジャパンエナジー石油開発が出資するマーレイ石油(本社:東京都港区、森田憲司社長)を通じて、パプアニューギニア陸上鉱区「PPL 190」で、このほどガス・コンデンセートの存在を確認したと発表した。
 
 コンデンセートとは、天然ガスのうち、地下ではガス状だが、産出時には減圧されて自然に液状で出てくる軽質油のことで、今回は地上のジャングルの中で試掘した結果、地下1,700メートルの砂岩層にコンデンセートが含まれているのを発見した。

 砂岩層は厚さが34メートルあり北北東方向に上向きに傾斜している。今後さらにデータを解析し、商業性の確認を急ぐが、ガスの埋蔵範囲がさらに広がることも期待できるという。

 「PPL 190」鉱区は、パプアニューギニア・ポートモレスビー市の北西約450キロの地点にあり、1997年に鉱区を取得。現地の近くではサザンハイランド石油開発(本社:東京都港区、社長はマーレイ石油と同じ、ジャパンエナジー:80%出資)原油の生産を行なっている。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1221204142.pdf