2008年09月17日
昭和電工、世界初 2.5インチHD、記録容量250GBの量産開始
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:昭和電工

 昭和電工は17日、2.5インチサイズとしては世界最大となる記録容量250ギガバイト/枚のハードディスクの量産を開始したと発表した。垂直磁気記録方式(注)の第4世代製品として、本年8月に量産を開始した1.89インチの後継製品となる。
 
 既報:http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=25080

 同社は、第4世代の垂直磁気記録方式ハードディスクでは、1.89インチ、2.5インチに続いて、3.5インチサイズ製品についても量産体制を整え、大容量ハードディスクのラインアップをさらに充実させることにしている。
 
 今回の2.5インチのハードディスクは、主にノートPC向けに使用されており、動画等の大記録容量を必要とするAVパソコン向けへの需要が期待されている。

 (注) 垂直磁気記録方式 : ハードディスク記録容量の大幅な拡大を可能にする技術。従来の面内記録方式がディスク面に水平に磁気を記録するのに対して、垂直磁気記録方式は縦方向に記録するため、記録密度を大幅に高めることが可能となる。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1221631798.doc