2008年09月17日
出光興産の水稲用消毒剤「タフブロック」、土壌伝染性病害に適用拡大
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:出光興産

 出光興産は17日、水稲用消毒剤「タフブロック」の適用範囲について、従来の稲の栽培に不可欠な5種類の種子伝染性病害「いもち病・ばか苗病・苗立枯細菌病・もみ枯細菌病・褐条病」に加えて、甚大な被害を及ぼす土壌伝染性病害「苗立枯病(リゾープス菌・フザリウム菌)」にも拡大したと発表した。

 多くの育苗場面では、種子伝染性病害の防除に加え、土壌伝染性病害の防除が実施されている。
 
 「タフブロック」は、1回の処理で種子伝染性病害と土壌伝染性病害「苗立枯病(リゾープス菌、フザリウム菌)」を同時に防除できる。幅広い防除に使用できるため、防除作業の省力化も期待できる。

 特別栽培などのニーズに応える商品として、本年1月から販売を開始しましたが、新潟県、富山県、長野県など、全国有数のコメ生産地域で採用が進んだ。今後、さらに多くの「食の安全・安心」「環境保全型農業」を指向する生産現場へ、迅速に普及展開を図る。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1221641759.pdf