2008年09月18日
東レ、アラビア湾岸4カ所で海水淡水化プラント用逆浸透膜を受注
【カテゴリー】:経営(海外)
【関連企業・団体】:東レ

 東レは18日、アラビア湾沿岸の4カ所で相次いで海水淡水化プラント向け逆浸透(RO)膜を受注したと発表した。造水量は合わせて33.2万立方メートル/日で、いずれも今年度以降完成の予定。
 
 受注したのは(1)アラブ首長国連邦・フジャイラ首長国(2)クウェート・シュウェーク(3)カタール・バール(4)オマーン・クアルン・アラムの4カ所。
 
 アラビア湾沿岸のこれら地域は、海水濃度が紅海側の1.3倍と高く、35℃以上の高温である、高濁質の内陸海水であるなど、難易度の高い地域だが、同社のこれまでの実績と技術が評価されたという。
 
 なお、同社の海水淡水化分野における造水量換算累積受注実績は、これで約1,200万人分の生活用水に相当する、280万立方メートル/日を超えたという。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1221730436.doc